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第19号(2023-03-08) >
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http://hdl.handle.net/11173/3711
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タイトル: | 就学前教育・初等教育におけるESD 実現のための木育教材の開発 : 木のコマを用いた教材の研究 |
その他のタイトル: | Development of Teaching Materials Using Mokuiku for Realising ESD in Preschool and Primary Educatio : Study of the teaching materials using the wooden tops |
著者: | 矢野, 真 田爪, 宏二 吉津, 晶子 YANO, Makoto TAZUME, Hirotsugu YOSHIZU, Masako |
キーワード: | 木育 ESD SDGs 遊び 木育教材 |
発行日: | 2023年3月8日 |
出版者: | 京都女子大学発達教育学部 |
抄録: | 本研究は、保育現場及び小学校と保育者養成校、そして地域との造形を中心とした連携を通して、「持続可能な開発のための教育:SDGs 実現に向けて(ESD for 2030)」を実現するために、就学前からの子どもの感性を高め、身近な素材・環境に関わり、コミュニケーション能力を育むための「木育」教材の開発を提案した。「木育」教材制作の側面からは、木のおもちゃに触れるなど、ひねりゴマ・ぶんぶんゴマを通して「木育」の意義を子どもに伝えること、また様々な遊びや文化伝承という点からの言及が確認された。このような「木育」教材固有の内容に加えて、対面による地域連携活動にも共通しうる、新たな学びの可能性が得られた。また「木育」教材実践の側面からは、コマでの遊びを通して匂いや木の素材や感触、コマ自体への関心を示していた。また集中して取り組む様子や、回る様子自体に興味を持っていること、友だちや保護者と遊びを共有するなど、コマ遊びがコミュニケーションに繋がっている様子が窺われた。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/3711 |
出現コレクション: | 第19号(2023-03-08)
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