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第19号(2023-03-08) >
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http://hdl.handle.net/11173/3700
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タイトル: | リフレクションを通じた保育者の育ち : 新人保育者の事例を通じて |
その他のタイトル: | How Nursery Teachers are Nurtured : Bridging the Knowing : Doing Gap |
著者: | 村井, 尚子 坂田, 哲人 MURAI, Naoko SAKATA, Tetsuhito |
キーワード: | リフレクション ALACTモデル コルトハーヘン knowing-doing gap 新任保育者 |
発行日: | 2023年3月8日 |
出版者: | 京都女子大学発達教育学部 |
抄録: | 本稿では、新人保育者が継続的なリフレクションを通じてどのように成長していくかを非言語面にも焦点をあてたリフレクションシートの記述内容分析、及び管理職、本人へのインタビュー調査を通じて検証した。リフレクションにおいて気づきを得られたとしても、その後の行動に繋がっていくことが難しいという、いわゆるknowing-doing gap が問題となり得る。本研究ではこの問題に取り組むために、「スモールステップの課題」を新人保育者自身が設定し、さらにその取り組みを定期的にリフレクションするという手法を用いた。その結果、気づきが行動へと繋がって保育者の行動が徐々に変化し、成長していることが明らかとなった。リフレクションの効果は即時的なものではないが、継続的に実施することで、保育者が少しずつ変化し、そのことが子どもの姿の変化へもつながると言える。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/3700 |
出現コレクション: | 第19号(2023-03-08)
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