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第05号(2023-03-03) >
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http://hdl.handle.net/11173/3663
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タイトル: | 深い学びを支える指導観についての考察 : 東井義雄の指導観に着目して |
その他のタイトル: | A study on the ideas of teaching underpinning authentic learning : Focusing on Yoshio Toi's ideas for teaching |
著者: | 玉城, 明子 森, 久佳 TAMAKI, Akiko MORI, Hisoyoshi |
キーワード: | 東井義雄 教科の論理 生活の論理 指導観 深い学び |
発行日: | 2023年3月3日 |
出版者: | 京都女子大学教職支援センター |
抄録: | 東井義雄(以下東井)の指導観に着目し、主体的・対話的で深い学びを支えるための教師の指導観について検証した。東井は「教科の論理」と「生活の論理」を大切にした実践を行ってきた。本研究では、東井が定年退職後、明治図書「授業研究』での自身の最後の雑誌連載となった1981年4月から1982年3月までの全12回の連載「若い教師・友人への一言」シリーズの分析を中心とし、東井の発問論を考察し、指導観を抽出し、東井の思想が今日の子どもの深い学びとどのように接点をもちうるのかを検討した。東井は、方法論や形式論ではなく、目の前の子どもの成長を願って「教科の論理」と「生活の論理」を大切にした実践や、保護者の視点や地域の発展の視点を大切にした実践を行った。また、東井の数多くの実践から子どもの学びのすじ道を大切にした支援という指導観を抽出した。東井の教師の視点と子どもの視点を往還した実践は、今日における、現代的諸課題の解決に向けての深い学びにつながると結論付けた。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/3663 |
出現コレクション: | 第05号(2023-03-03)
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