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第76号(2022-01-14) >

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タイトル: Potential usefulness of 75-g oral glucose tolerance test using the flash glucose monitoring system in a comprehensive medical examination
その他のタイトル: 人間ドック健診におけるフラッシュグルコースモニタリングシステムを用いた75 g OGTT の可能性
著者: Akamine, Momoko
Uotani, Nao
Fukunaga, Yasutomo
Ida, Midori
Saito, Yoko
Nishikawa, Hiroyuki
Ao, Misora
Miyoshi, Kiho
Miyawaki, Takashi
赤嶺, 百子
魚谷, 奈央
福永, 康智
井田, みどり
齋藤, 陽子
西河, 浩之
青, 未空
三好, 希帆
宮脇, 尚志
発行日: 2022年1月14日
出版者: 京都女子大学食物学会
抄録: 目的:本研究では,人間ドック健診におけるフラッシュグルコースモニタリングシステム(FGM)を用いた75 g 経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の有用性を検討することを目的とした。方法:人間ドック健診を受診した健常ボランティア64 名を対象に,FGM(FreeStyle リブレPro®)センサーを装着して75 g OGTT を実施した。静脈血漿血糖値(PG)は60 分ごとに計3 回,FGM による間質液グルコース濃度(FGM-IG)は15 分ごとに計9 回測定し,PG とFGM-IG の関連を検討した。結果:PG とFGM-IG との間に有意な正の相関を認めた。FGM の精度を評価するコンセンサスエラーグリッド解析の結果,99.5 % の測定値が臨床的に利用可能とされる範囲内に該当し,平均絶対的相対的差異は13.7%であった。糖負荷前のFGM-IG はPG と比較して有意に低値であった。対象者64 名中60 名のOGTT において,PG とFGM-IG による判定が一致した。15 分ごとのFGM-IG の測定によって,60 分ごとのPG を用いた通常のOGTT では評価できないグルコース変動を捉えることが可能であった。結論:簡便かつ侵襲少なくグルコース濃度を測定できるFGM は,75 g OGTT において有用である可能性が示唆された。
URI: http://hdl.handle.net/11173/3390
出現コレクション:第76号(2022-01-14)

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