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第18号(2022-03-09) >
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http://hdl.handle.net/11173/3384
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タイトル: | 病気療養する高等学校段階の生徒の教育支援に関する研究 : 生徒が抱える課題解決に向けたICT活用・テレポーテーションロボットの実証から |
その他のタイトル: | Educational support by utilizing ICT to solve problems faced by high school students who are Adolescent and Young Adult (AYA) Patients |
著者: | 滝川, 国芳 TAKIGAWA, Kuniyoshi |
キーワード: | 病気療養 AYA世代 学習環境デザイン ICT活用 テレポーテーションロボット |
発行日: | 2022年3月9日 |
出版者: | 京都女子大学発達教育学部 |
抄録: | 本研究は,AYA世代の病気療養する高等学校段階の教育支援について,生徒が抱える課題と我が国の「教育の情報化」における病気療養する児童生徒への施策を踏まえた上で,ICT活用による教育支援を概括するとともに,病気療養する生徒へのテレポーテーションロボットを用いた実証で得た教育的知見について紹介することを目的とした。病気療養する高校生は,学習の遅れ,単位未修得,服薬の副作用による容姿変容,予後や将来像への不安など,治療に伴う心理社会的な課題を抱えることになる。課題の解決には,ICT活用による遠隔授業に参加する等の教育支援が極めて有効である。さらにテレポーテーションロボットを遠隔授業に導入するという学習環境をデザインすることで,生徒自らが能動的にロボットを操作しながら,主体的で対話的な学びを行うことが可能となることが実証により確認できた。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/3384 |
出現コレクション: | 第18号(2022-03-09)
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