DSpace
  京都女子大学   京都女子大学図書館 English 日本語

Kyoto Women's University Academic Information Repository >
紀要論文(Bulletin Paper) >
京都女子大学発達教育学部紀要 >
第18号(2022-03-09) >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/11173/3373

タイトル: 幼稚園における養護教諭の役割と必要性 : 幼稚園での保健活動の実態をふまえて
その他のタイトル: Roles and Necessities of Yogo Teachers in Kindergartens : Based on the Actual Conditions of Health Activities in Kindergartens
著者: 大川, 尚子
青山, 千尋
井澤, 昌子
岡本, 智香
大西, 祐子
OKAWA, Naoko
AOYAMA, Chihiro
IZAWA, Masako
TAKASHIMA, Chika
ONISHI, Yuko
キーワード: 幼稚園
養護教諭
保健活動
発行日: 2022年3月9日
出版者: 京都女子大学発達教育学部
抄録: 幼稚園における養護教諭の役割及び必要性を明らかにするとともに,幼稚園における保健活動の実態を把握しさらに充実させるために,A 市の全幼稚園を対象として質問紙調査を行ったところ,以下の4点について明らかになった。(1) 独立した保健室を設置している園は少なく,職員室に保健・医務コーナーを設けている園が多かった。(2) 園児に多い健康問題として,「食物アレルギー」や「発達障害」を回答した園が多く,園の教職員だけでなく,保護者も育児を行う中でこのような健康課題に悩んでいることが明らかとなった。(3) 幼稚園における保健活動について,園長や教諭を中心に行われていたが,保健活動を行う中で困り事を抱えていることや,他校種と比較すると行われていない項目があった。(4) 養護教諭または保健職員を配置している園は約1割と非常に少なく,幼稚園における養護教諭の配置は進んでいないことが明らかとなった。これらの結果を踏まえ,幼稚園には他校種と同様に独立した保健室及び養護教諭の配置が必要であると考える。法律の改正や財政上の補助が整備されること,幼稚園の教職員等に保健活動の重要性の周知を促し,配置を推進することにより保健活動が充実し,教育活動がさらに円滑に進むことに期待する。
URI: http://hdl.handle.net/11173/3373
出現コレクション:第18号(2022-03-09)

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
0080_018_007.pdf1.25 MBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

Powered by DSpace Software Copyright © 2002-2007 MIT and Hewlett-Packard - ご意見をお寄せください