Kyoto Women's University Academic Information Repository >
紀要論文(Bulletin Paper) >
現代社会研究 >
第10号(2007-12-25) >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/11173/396
|
タイトル: | 都道府県別にみる出生率と女性就業率に関する一考察 |
その他のタイトル: | An Examination of the Fertility and the Women's Participation Rate in Japan's Prefectures |
著者: | 坂爪, 聡子 SAKAZUME, Satoko |
キーワード: | 女性有業率 合計特殊出生率 都道府県 保育サービス 労働時間 |
発行日: | 2007年12月25日 |
出版者: | 京都女子大学現代社会学部 |
抄録: | 日本では、急速に出生率が低下し、超少子化社会に突入した。先進国の中でも、日本は出生率と女性の就業率がともに低いグループに属する。しかしながら、国内をみると、都道府県によって状況が異なっている。他府県と比較して、出生率と女性の就業率がともに高い県もあれば、ともに低い県もある。本稿の目的は、都道府県別に出生率と女性の就業率を決定している要因を考察することにある。本稿では、まず、合計特殊出生率と女性の有業率の水準をもとに都道府県のグルーピングを行う。次に、坂爪(2008, 近刊)で構築したモデルを適用し、出生率と就業率の決定要因を考察する。その結果、モデル分析の結果と整合性がみられるのは、保育サービスが量的に充実しておらず、かつ女性の労働時間の非常に長い地域では、出生率と女性の就業率はともに低くなるということである。 This study aims to examine the determinants of the fertility and the labor force participation rate of women, using prefectural data. We classify prefectures based on the levels of Total Fertility Rate and women's participation rate, and examine the determinants of these two variables, using the model of Sakazume(2008). The following findings are consistent with the inference from the model : In districts where the quantity of day-care center is low, and the working hours of women are long, both the fertility and the women's participation rates are low. |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/396 |
出現コレクション: | 第10号(2007-12-25)
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|