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第07号(2004-11-16) >

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タイトル: 地方議員のジェンダー差異 : 「2002年全国地方議員調査」結果の分析より
その他のタイトル: Gender Differences in Japanese Local Politics
著者: 竹安, 栄子
TAKEYASU, Hideko
キーワード: ジェンダー
政治領域における女性の過少代表
地域政治
政治参画
女性議員
ジェンダー・ステレオタイプ
発行日: 2004年11月16日
出版者: 京都女子大学現代社会学部
抄録: 本稿は2002年の『全国地方議員調査』結果に基づいて、男性地方議員と女性地方議員の間の差異を検証し、これによって女性の過少代表が民主主義の実現を阻む問題であることを実証的に明らかにすることを目指している。男性議員は限定された社会階層から輩出される傾向があるのに対して、女性議員はより広範な階層から選出されている。また地元との関係性が男女議員間で異なり、これが地方議会レベルでの女性の参画を困難にする要因の一つとなっている。女性議員が立候補に当たって直面した最大の問題は自分の力量に対する不安と知名度のなさである。伝統的性別役割分業により、女性の生活が家庭中心となりキャリアが断絶されることが女性の政治領域への参画を阻む要因の一つであることが明らかとなった。男女の生活領域の差異は議会で取り上げる問題関心の差異にも反映されており、この意味でも女性の過少代表は代表者選出の公平性を揺るがす問題である。
This paper aims to examine the gender differences between women and men councillors and to explain by what factors women are obstructed to stand for elections, analyzing the results of Japanese Councillors Survey. The survey was conducted by H Takeyasu and M Kasuga in 2002. It covered over the whole Japanese councillors, approximately 63000. Firstly, three types of councillors are identified according to the kinds of resources which are utilizable for candidates. Then, the findings point out how different women councillors are from men councillors in terms of their social background, requirements, interests, consciousness and activities.
URI: http://hdl.handle.net/11173/359
出現コレクション:第07号(2004-11-16)

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