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第25号(2023-01-31) >
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http://hdl.handle.net/11173/3529
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タイトル: | 悪いポルノ、悪い哲学 : 分析フェミニスト哲学者によるポルノグラフィ批判 |
その他のタイトル: | Bad Porn, Bad Philosophy: On the Analytic Feminist Philosophers’ criticism of Pornography |
著者: | 江口, 聡 EGUCHI, Satoshi |
キーワード: | ポルノグラフィ 分析フェミニスト哲学 社会存在論 pornography social ontology feminist philosophy |
発行日: | 2023年1月31日 |
出版者: | 京都女子大学現代社会学部 |
抄録: | インターネット・SNS の普及と主流化によって、性表現についての社会的な関心は大きい。フェミニストによるポルノ批判は1970年代から長い歴史をもっているが、2000 年代以降の英語圏では分析フェミニスト哲学やフェミニスト分析哲学と呼ばれる哲学的立場からの批判に対しても関心が高まっており、国内でも紹介し検討する必要がある。私見によれば、この手の「分析哲学」は、難解な上に経験的な論拠を欠いており、性表現のような実践的な関心に答えることがむずかしいもののように思われる。哲学者たちはむしろ社会学やメディア研究者メディア研究など経験的な研究に目を向け、議論の枠組みを見直すべきである。Feminist criticism of pornography has a long history dating back to the 1970s. In the English-speaking world since the 2000s, there has been a growing interest in criticism from a philosophical standpoint called “analytic feminist philosophy” or “feminist analytic philosophy”. It seems to me that this kind of "analytic philosophy" has serious flaws in their arguments and tends to ignore a series of empirical research. Philosophers should turn their eyes to such empirical studies, and rethink the framework of the pornography debate. |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/3529 |
出現コレクション: | 第25号(2023-01-31)
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