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第67号(2022-02-01) >
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http://hdl.handle.net/11173/3399
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タイトル: | Relationship between the Active Range of the Shoulder Joint and Necessary Ease for the putting-on motion of a Jacket for Improved Clothing Design |
その他のタイトル: | 肩関節の可動域と着衣に必要な背面のゆとり量の関係 |
著者: | Watanabe, Keiko 渡邊, 敬子 |
キーワード: | 衣服設計 高齢者 肩関節 可動域 elderly shoulder joint active range clothing design |
発行日: | 2022年2月1日 |
出版者: | 京都女子大学生活造形学科 |
抄録: | 肩関節の可動域が減少して着衣が困難になった高齢者のために、上衣の背面に付与するゆとりの位置と量について検討することを目的とした。サージカルテープで肩関節の可動域を制限した若年女性の上衣の着衣動作を、デジタルビデオカメラで撮影し、3 次元動作分析システムによって解析した。実験衣には背面のプリーツの3 種類の位置と幅(6, 12, 18 と24 cm)を組み合わせたジャケットを用いた。先行研究では、高齢者は上肢の水平進展の可動域が狭く、腕を外転して袖を通すが、外転の可動域の可動域が狭い場合、特に、動作の所要時間が長くなることが分かっている。動作時間分析の結果、被験者が上肢を外転させることなく袖ぐりを手首まで引くことができるようにするためには、袖ぐり下端の高さを含んだ位置で幅12 から18 cm のゆとりが必要であることが明らかになった。それより少ない場合は袖ぐりを肩より前側に引くことができないため効果がなく、それより多い場合は逆にあまりが多くて手が引っかかるため適切ではなかった。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/3399 |
出現コレクション: | 第67号(2022-02-01)
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