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第04・05合併号(2003-02-10) >
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http://hdl.handle.net/11173/329
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タイトル: | Kierkegaard's media critic |
その他のタイトル: | キェルケゴールのメディア批判 |
著者: | EGUCHI, Satoshi |
キーワード: | Kierkegaard mass-media ethics freedom of press |
発行日: | 2003年2月10日 |
出版者: | 京都女子大学現代社会学部 |
抄録: | As we see, Kierkegaard was in the first generation of self-conscious and reflective mass media users and critics. In fact Kierkegaard's youth saw the rise of popular journalism, and people energetically discussed about freedom of press. Shortly later he saw the prosperity and rage of yellow journalism, and suffered from the infamous "Corsair Affair". I think his second reflection on society and media changed the direction of his conception of the ethical. 19世紀実存哲学者として知られるキェルケゴールは、マスメディア批判者の第一世代であった。彼の青年期に、デンマーク市民の間で言論の自由と規制に関して激しい議論が行なわれ、彼は言論の自由に対して批判的な態度をとっていた。のちにキェルケゴールは「低俗」な大衆ジャーナリズムの標的となり、有名な「コルサー」事件をひきおこした。この事件は、「倫理なものは公開的である」であるとした彼の初期の思想を再考するきっかけとなり、後期の有名な「倫理に関しては内面性こそが重要である」という主張へとつながることになる。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/329 |
出現コレクション: | 第04・05合併号(2003-02-10)
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