Kyoto Women's University Academic Information Repository >
紀要論文(Bulletin Paper) >
現代社会研究 >
第04・05合併号(2003-02-10) >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/11173/325
|
タイトル: | 発展途上国におけるソフトウェア産業と知的財産権 : インドを事例の一つとして |
その他のタイトル: | Software Industry & IPR in Developing Countries: With Specific Reference to India |
著者: | 山名, 美加 YAMANA, Mika |
キーワード: | ソフトウェア産業 知的財産法制 特許権 インド パイラシー |
発行日: | 2003年2月10日 |
出版者: | 京都女子大学現代社会学部 |
抄録: | ソフトウェア産業は、参入にあたっての資金がそれ程高額でないにもかかわらず、高い価値を生み出す産業であり、今後ますます成長が見込まれるため、途上国経済においても比類ない可能性と経済成長を促す可能性をもつ産業と位置づけられつつある。しかし、歴史の浅いITやソフトウェアに関わる知的財産については、途上国はもとより、先進国においても、まだまだ保護法制の整備、諸国の制度間の調和が十分とは言えない側面がある。それらの国際的調和の遅れは、今後の同産業の成長にも大きな影響を与える懸念がある。本稿では、ソフトウェアに関わる国際的な知的財産法制の流れを振り返りながら、知的財産法制の整備が総じて遅れているにもかかわらず、コンピュータ・ソフトウェアの分野で目覚しい発展を見せている途上国の例としてインドを取り上げ、途上国のソフトウェア開発における知的財産権の役割を検討するものである。 Software Industry is an industry with relatively less entry barrier but produces the high value added. Therefore, this industry is regarded as a very potential industry by many developing countries. However, the way of protection of intellectual property (IP) draws a big attention in this industry not only in developing countries but also in developed countries. There is a big concern that the delay of international harmonization on IPR in Software and IT related sector might disturb its further development. This paper discusses the role of IPR in software industry with specific reference to Indian IPR regime. India has not been able to fully implement the IPR protection but shows the tremendous development in this industry. |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/325 |
出現コレクション: | 第04・05合併号(2003-02-10)
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|