Kyoto Women's University Academic Information Repository >
紀要論文(Bulletin Paper) >
心理臨床研究(こころの相談室) >
第09号(2019-03-31) >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/11173/2915
|
タイトル: | 大学生の居場所と心理的自立の関連について |
著者: | 松島, なぎさ |
キーワード: | 居場所 心理的自立 大学生 |
発行日: | 2019年3月31日 |
出版者: | 京都女子大学大学院こころの相談室 |
抄録: | 一般的に「居場所」を持つことは個人にとってポジティブな影響を与えるが,大学生が「家族のいる居場所」を重要な居場所であると感じることは必ずしもポジティブな心理的効果をもたらさないという知見がある。本研究ではその一因として発達に伴って大学生が「家族のいる居場所」から心理的に自立していくことを仮定し,大学生の居場所と心理的自立の関連について検討した。その結果,大学生が「家族のいる居場所」を最も重要な居場所として持っていても心理的自立の程度を低下させないことが示され,心理的自立を達成するにあたって重要なのは発達に応じた居場所を持つことよりも,複数の居場所において心理的自立に正の影響を及ぼす居場所の性質を感じることであると明らかになった。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/2915 |
出現コレクション: | 第09号(2019-03-31)
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|