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第01号(2001-03-30) >

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タイトル: 臨床社会学の構築をめぐって : 文化の臨床
その他のタイトル: Constructing Clinical Sociology
著者: 井上, 眞理子
INOUE, Mariko
キーワード: 文化論的アプローチ
介入
状況の定義・再定義
反証可能性
政策現場
発行日: 2001年3月30日
出版者: 京都女子大学現代社会学部
抄録: 臨床社会学の歴史は、1930年代のシカゴ学派の社会学にまで遡ることができるが、再びアメリカで活性化されたのは70年代に入ってからであった。日本においてもここ2、3年、臨床社会学への関心が急速に高まってきている。臨床社会学は、社会学的な観点から危機介入(crisis intervention)や改革を行うことをめざす実践志向性の強い学問であるが、方法論的な特性は問題への文化論的アプローチにある。このアプローチにおいて重視されるのは、介入を必要とする問題が、クライエントによってどのように定義され意味づけられているかということである。臨床社会学者は、定義とそれを規定する文化をめぐってクライエントと相互作用を行い、彼ないし彼女が定義の呪縛から脱して問題の再定義に至るのを助ける。政策過程への介入のようにクライエントが複数の集団・個人である場合は、複数の定義を対峙させ、交渉や調整等の相互作用によって問題の再定義が行われる過程に介入を行う。
The idea of clinical sociology is not new. Almost 70 years ago, Louis Wirth of Chicago School, in a pioneering article entitled "Clinical Sociology", described the sociologists' contribution through the "cultural approach" in the child guidance clinics. In the cultural approach of clinical sociological intervention, client's "definition of situation" and its cognitive, cultural background are attached importance to. Redefiniton of client's internalized meanings and alteration of cognitive maps is mainly a concern of clinical sociologists. When one turns to macrolevel,clinical sociologists try to understand multiple,competing definitions of situation of actors concerned in the problem. Reconstruction of the operating definition of situation through group procedures is the main task of macrolevel clinical sociological intervention.
URI: http://hdl.handle.net/11173/289
出現コレクション:第01号(2001-03-30)

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