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紀要論文(Bulletin Paper) >
心理臨床研究(こころの相談室) >
第07号(2015-03-31) >

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dc.contributor.author河野, 七海ja_JP
dc.date.accessioned2019-02-05T07:37:12Z-
dc.date.available2019-02-05T07:37:12Z-
dc.date.issued2015-03-31ja_JP
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/11173/2704-
dc.description.abstract他人に援助を求めることは援助要請と呼び,これまで研究がなされてきた。援助要請と関連する要因の探求が進み,関連があるとされてきた要因の一つに自尊感情がある。しかし,先行研究では援助要請と自尊感情との間には一貫した結果がでていない。そこで本研究では援助を要請することは問題解決能力のない自分をさらけだすことであれば,それは恥と関連すると考え,過敏型自己愛傾向を取り上げた。過敏型自己愛傾向が援助を要請することによる利益とコストの見積もりの仕方に影響を及ぼし,それが援助要請に影響するという予測のもと,パス解析を行った。その結果,過敏型自己愛傾向は利益とコストに影響し,利益とコストは援助要請に影響することが明らかになった。ただしその影響の仕方は,援助を要請する相手が友人であるか家族であるか専門家であるかによって異なることがわかった。さらに,援助を要請する側である援助要請者の性別によっても異なることが明らかになった。援助要請は援助の相手によって援助をするかどうか決定するプロセスは異なり,援助要請の促進のためには援助を求める相手,そして援助者の性別によって方針を考える必要があることが明らかとなった。ja_JP
dc.language.isojpnja_JP
dc.publisher京都女子大学大学院こころの相談室ja_JP
dc.subject援助要請ja_JP
dc.subject利益とコストja_JP
dc.subject過敏型自己愛ja_JP
dc.subject大学生ja_JP
dc.title援助要請による利益とコストおよび過敏型自己愛傾向からみた援助要請スタイルへの影響ja_JP
dc.type.niiDepartmental Bulletin Paperja_JP
dc.identifier.ncidAA11849138ja_JP
dc.identifier.jtitle心理臨床研究ja_JP
dc.identifier.volume7ja_JP
dc.identifier.spage11ja_JP
dc.identifier.epage22ja_JP
dc.rights.textversionpublisherja_JP
dc.sortkey04ja_JP
出現コレクション:第07号(2015-03-31)
 

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