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第18号(2015-11-30) >
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http://hdl.handle.net/11173/2282
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タイトル: | 女性地方議員は変わったか? : 自治体再編後の質的変化に着目して |
その他のタイトル: | Did the Women Councilors Change after Amalgamation ? : On the Qualitative Change After Amalgamation |
著者: | 竹安, 栄子 TAKEYASU, Hideko |
キーワード: | 女性地方議員 平成の大合併 地域政治への女性の参画 女性の政治的過少代表 ジェンダー・ディファレンス 女性地方議員の質的変化 男女共同参画 自治体再編 women councilors local politics women's participation amalgamation of Heisei era gender differences |
発行日: | 2015年11月30日 |
出版者: | 京都女子大学現代社会学部 |
抄録: | 1947年に実施された第₁ 回統一地方選挙以来、長年低迷を続けていた地方議会における女性議員数は、1980年代になってようやく増加の兆しを示し、その後着実に増加を続けてきた。しかし、2000年の「地方分権一括法」の施行により自治体の合併が進行すると、女性議員の増加傾向に変化がみられるようになった。2007年には女性議員比率は若干増加したものの、その伸び率に陰りが見えた。本稿では戦後65年間、日本の地域政治のおける女性参画がどのように進んだのか、さらに平成の大規模な自治体再編によって、女性地方議員にどのような質的変化が生じたのかについて検討する。ここで用いるデータは、筆者が実施した2002年全国地方議員調査と2012年全国女性地方議員調査の結果である。₂ つの調査結果の比較分析によって女性地方議員の質的変化を考察することを目的としている。 The number of women councilors in local government had long remained sluggish since the first general local election in 1947. The number only turned upwards in 1980s, and since then, steadily increased. However, the increase has slowed down in 2000, as Devolution of Power Law was introduced and local government amalgamation progressed along. Proportion of women councilors increased very slightly in 2007. Here, we verify and discuss how women's participation in Japanese local government had progressed during the 65 years after WWII. Also, we discuss what qualitative change has occurred due to the massive reorganization of local government of Heisei era, by comparing with 2002 Survey of local councilors and 2012 Survey of women councilors. |
URI: | http://hdl.handle.net/11173/2282 |
出現コレクション: | 第18号(2015-11-30)
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