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京都女子大学発達教育学部紀要 >
第12号(2016-02-10) >

Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/11173/2255

Title: 児童期の母親の言葉かけと女子大学生の自尊感情や他者信頼 : 具体的な場面での言葉かけと特性に関する言葉かけの影響
Other Titles: Influences of mothers' talks in specific situations in childhood on self-esteem and social-trust of women's university students
Authors: 森下, 正康
MORISHITA, Masayasu
後藤, 早紀
GOTO, Saki
Keywords: 言葉かけ
自尊感情
他者信頼
母子関係
Issue Date: 10-Feb-2016
Publisher: 京都女子大学発達教育学部
Abstract: 本研究は,児童期の母親の言葉かけの種類や内容が子どもの自尊感情や他者信頼の形成にどのような影響を与えるか, を明らかにすることを目的とした。女子大学生を対象として質問紙調査をおこない, 280名のデータを分析対象とした。因子分析の結果, 児童期における具体的な場面での母親の言葉かけについては「受容的」「否定的」「感謝」の言葉かけの3因子, 子どもの特性に関する言葉かけについては「ポジティブ」「ネガティブ」な言葉かけの2因子, 現在の自己に関しては「自尊感情」「他者信頼」の2因子が得られた。各因子に対応する尺度を構成し, α係数を算出して尺度の信頼性を確認した。パス解析の結果, 次のことが明らかとなった。⑴ 児童期の母親の「ポジティブ」な言葉かけは, 子どもの「自尊感情」と「他者信頼」を高めていた。それに対して, 児童期の母親の「ネガティブ」な言葉かけは, 「自尊感情」と「他者信頼」を低下させていた。(2) 児童期の「ポジティブ」な言葉かけは「受容的」言葉かけを高め, 「ネガティブ」な言葉かけは「拒否的」言葉かけを高めていた。(3)また, 「ポジティブ」な言葉かけは「感謝」の言葉かけを高め, 「ネガティブ」な言葉かけは「感謝」の言葉かけを低下させていた。そして, 「感謝」の言葉かけは「他者信頼」を高めていた。分散分析の結果,「受容的」言葉かけや「感謝」の言葉かけが多い場合に, 「ネガティブ」な言葉かけあるいは「否定的」言葉かけが多いとき, 「他者信頼」得点が高いことが注目された。以上の結果から, 子どもの自尊感情や他者信頼に対して, 特性に関する言葉かけの影響のほうが具体的な場面での言葉かけの影響よりも大きいことと, 両方の言葉かけのパターンが影響していることが示唆された。
URI: http://hdl.handle.net/11173/2255
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