DSpace
  京都女子大学   京都女子大学図書館 English 日本語

Kyoto Women's University Academic Information Repository >
紀要論文(Bulletin Paper) >
京都女子大学発達教育学部紀要 >
第08号(2012-02-01) >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/11173/1871

タイトル: 数表記知識獲得の基礎としての子どもの数学的理解
その他のタイトル: Children's understanding of mathematics as the source knowledge of numerical written systems
著者: 古池, 若葉
KOIKE, Wakaba
発行日: 2012年2月1日
出版者: 京都女子大学発達教育学部
抄録: 書字や描画などの表記活動の発達については, 1990年代以降それぞれ他のシンボル表記体系と広く関連づけながら研究されるようになり, 領域に固有な知識や共通性の解明を目指す「知識」の観点から新たに捉え直されるようになってきた。書字と描画についてはこうした観点からの知見の積み上げがなされつつあるが, 数表記についてはまだ研究が少なく, また領域的知識として子どもが有する数概念, 数学的理解についても研究者間で見解に相違が見られる。そこで, 本稿では, 今後数表記活動の発達を領域的知識から表記活動への写像原理の観点から検討する上で基盤となる, 数概念, あるいは数学的理解に関する見解を整理したい。具体的にはBryant & Nuñes (2011) とTolchinsky (2003) のそれぞれによる数学的理解の発達に関する概観を紹介しながら, 両者の共通点, 相違点を整理し, 数表記知識の獲得と数概念・数学的理解の関係性について考察した。
URI: http://hdl.handle.net/11173/1871
出現コレクション:第08号(2012-02-01)

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
0080_008_010.pdf966.17 kBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

Powered by DSpace Software Copyright © 2002-2007 MIT and Hewlett-Packard - ご意見をお寄せください