DSpace
  京都女子大学   京都女子大学図書館 English 日本語

Kyoto Women's University Academic Information Repository >
紀要論文(Bulletin Paper) >
京都女子大学発達教育学部紀要 >
第08号(2012-02-01) >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/11173/1869

タイトル: 青年期におけるアイデンティティ形成にソーシャル・サポートがおよぼす影響
その他のタイトル: The Effects of Social Support on Forming Identity in Adolescence
著者: 慶德, めぐみ
KEITOKU, Megumi
森下, 正康
MORISHITA, Masayasu
キーワード: 青年期
ソーシャル・サポート
アイデンティティ
基本的信頼感
時間的展望
発行日: 2012年2月1日
出版者: 京都女子大学発達教育学部
抄録: 本研究は, ソーシャル・サポートが, 青年期のアイデンティティ形成にどのような影響をおよぼすのかを明らかにすることを目的とした。大学生を対象に質問紙調査を行い, 記入漏れのない女性191名を分析の対象とした。分散分析の結果, 児童期および青年期において良好なサポート関係をもつことが, アイデンティティと時間的展望を高めることが示された。また.重回帰分析の結果, 児童期と青年期では重要度の高いサポート源が異なっていた。これらをふまえて総合的にパス解析を行った結果, 児童期においては母親と重要な他者のサポートが, 青年期においては友人のサポートが, アイデンティティを高め, それを介して基本的信頼感と時間的展望を高めていた。これらの結果から, 児童期および青年期のソーシャル・サポートとアイデンティティ形成の関係について, その個人が自身の状況に見合った良好なサポート関係を大切な人との問で築くことが, 安定したアイデンティティの形成に繋がることが示唆された。
URI: http://hdl.handle.net/11173/1869
出現コレクション:第08号(2012-02-01)

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
0080_008_012.pdf11.49 MBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

Powered by DSpace Software Copyright © 2002-2007 MIT and Hewlett-Packard - ご意見をお寄せください